ラペアバスケット

●村のお母さんたちの仕事づくりから始まった。

カンボジアのコンポントム州にホワイエのグループ会社「CWA Cambodia」があります。ここでは、若者の教育や文化の保全、ローカル地域での仕事作りを使命として2拠点で運営しています。
その一つにPhum(プーン) Asia(アジ)という、自分や地域の自立を目指し24人の学生が働きながら学ぶため共同生活している学校を運営しているのですが、学生たちのほとんどが「トンペッチ村」という村の出身です。村の主要産業は農業なのですが、農閑期の5月~10月に仕事がないという状況で、学生たちの仕事づくりはもちろんのこと彼らの親御さんたちの仕事づくりをすることができないかということで、素材探しが始まりました。

【CWA Cambodia】 https://www.facebook.com/CommunityWorkforAsia/

【CWA Cambodia 2019年サマーギフトチラシ】
6つのチームがあるのですが、そのうちの1つの「食品開発チーム」が作ったギフト商品です。 

●自生している「ラペア」

バイヤーが現地の村に行き、素材を探していく中で見つけたのが、村に自生している「ラペア」でした。「ラペア」はカンボジアの水辺に自生している植物で、ラタン(籐)の一種です。水に強くしなやかで美しい艶があります。成長が早く、一年中採れる素材です。
訪れた際に家の天井に掛かっていたり、炊事場で使っていたり、漁のための罠籠にしたり、住民の人たちが自分で採ってきて、編み、用途によって形を変え、生活用品として使われているものでした。この使われているバスケットを見たバイヤーはその技法、素材を使って、ホワイエのお客様に長く使っていただけるオリジナルデザインができないかと考えました。そこで出来上がったのが、ラペアバスケットです。

●村の暮らしの中にある編む技術を残す

彼らの生活に使われている道具は用途に合わせて編み込んで作っていくもので、日常の中で作り方を教わり受け継いでいっています。しかし、近年その道具もプラスチック製の籠などに変わりつつあり、彼らの暮らしの中で培ってきた知恵や技術が失われていく可能性があります。そこでこの「ラペアバスケット」を通して一つの仕事となれば、お母さんたちから子どもたちも技術を学び、仕事を通して彼らの生活の知恵や技術を残していくことができるのではないかと考えています。

●一つ一つ手作業のバスケット

ラペアを収穫し、表面にあるトゲを手作業で削っていきます。その後、一つ一つサイズに合わせて編み込んで形を作り、乾燥し、防虫や強度のため燻して完成です。彼らにとって製品として製作するのは初めてであり、燻蒸をしたことがなく、試しに行ったら近づけすぎて焦げてしまったりと試行錯誤しながら製品となりました。

2016年から始まり徐々に生産量も増えてきて、ホワイエの店頭でもご好評をいただいているバスケット。現在新しいデザインを試作中ですので、今後の展開ぜひご期待ください。

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