岩崎の恋する現地奮闘記 Vol.6 キシャーデコ

皆さん、こんにちは! CWB Indiaの岩崎安奈です。

今年5月のホワイエ展示会で初お披露目しましたKDシリーズ、キシャーデコのご紹介です。

インドの自然素材を使ったドライリースやブーケ、ポプリなど、店頭でそのまま売れるデコレーション雑貨をつくってもらっています。

ここの良さは、ナチュラル!!自然の風合い!

いうなれば、「森感」です。

インドのアートセンスというのは基本的に、赤・青・黄・緑・紫・オレンジ・ピンク!!!といった主張の強い原色で空白を許さずキャンバスをびっしり埋め尽くすような、良く言えば派手、にぎやか、カラフル、ゴージャスであり、悪く言えばうるさい、くどい、カオス、トゥーマッチ、といった感じです。

(※個人の感想です)

ただ、これも歴史を紐解くと面白くて、インドは宗教の国といって良いぐらい、種類は様々あれど、信仰が人々にそして生活に文化に密接に結びついています。信仰のはじまりのはじまりは、樹木崇拝であったと考えられます。人々が、神々の宿る樹木に祈りを捧げるとき、その祈りの場所を隙間なく色で、模様で、装飾で、埋め尽くすことが神々への歓迎と敬意の表現だったようです。そしてそれが芸術となり、発展してきました。

だからインドのセンスはこんな感じなんですね!!

「真っ白な生地の端っこに小さくワンポイント」のような、空白を愛する日本の美意識とは対極です。

かく言う私は、2年弱の間にセンスがインドナイズドされたのか?全身真っ赤だったり、青×黄のような反対色のコーディネートだったりを普段普通に着ているので、日本から出張で来たスタッフに微妙に引かれたことがありましたが…。

話がかなりそれてしまいました。

そんな派手でカオスなインドの中で、自然のものを活かし、森の中を思わせるナチュラルな美を提供してくれる、ある種オアシスのような存在が、KDシリーズです。

なんというか、うるさくならないんですね。

キシャーデコのリースやブーケを飾っても、「飾ってるぅ~!!」という感じがせず、ナチュラルに溶け込んでくれるところ。派手さ、ゴージャスさ、主役を張れる奇抜さや斬新さのようなものはありませんが、自然との繋がりを感じさせてくれ、その心地よさを思い出させてくれる、当たり前にそこにあってほしい生活の背景といった感じでしょうか。

言葉にすると、どうしても冴えない印象になってしまう(笑)

でも多分間違ってはいなくて、大ヒットはしないかも知れないけど、決してなくなりもしない。一定数が安定的に長く売れるシリーズになるのではないかな~と思っています。

キーシャデコ製品の一覧

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CWB India 岩崎安奈

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