【ホワイエ商品のデザインを担当しているYより、最近の商品開発のこだわりを聞きました。】
お花屋さんが好きな器のカタチのひとつに、筒型があります。
円柱、円筒、ずん胴と言ったりもします。
好きな理由は様々。
フローラルフォームのセットの具合や、花の量や、挿した花の方向や広がり具合。
アレンジメントや鉢の花や植物のデザインとの相性などの具体的なポイントがあります。
あるいは、ちょっと言葉では言い表せない、魅力、魔力、感覚的なものもあると思います
ホワイエでは、リサイクル素材のプラスチックの器(SK花器)をはじめ、
最近だと、アイアン製の器(MCメタル)も加わり、
筒形アイテムを沢山取り揃えました。
色や質感などの風合いの違いや、浅いタイプのものまで様々です。
お花屋さんの店内には、バスケットや花器を重ねて置いている棚がよくあります。
筒型を重ねる場合、崩れやすいという難点があり、忙しい作業の際には気を遣います。
そこで、崩れにくいように、重ねて置けるように、器の底に段差をつけています。
さて、店内に色とりどりステキに並ぶお花。
あくまでお花が主役ですが、
器も名わき役としてあるべきなのかなと思います。
器だけ眺めててもステキと思っていただけるようにしたいです
例えば筒型なら、異なる色や質感の器を重ねて置いてあっても、
それぞれの器の胴体がちゃんと見えます。
まるでカワイイ積み木のよう。いつも眺めていたくなる。
ずっとそばにいて欲しい。
筒型は、そんな、魅力、魔力があるカタチのひとつなんじゃないかと思います。
文:営業担当Y