岩崎の恋する現地奮闘記Vol.10 最近の出張レポート①

こんにちは!

CWB India(CWB=Community-work Without Border)の岩崎安奈です。

最近は、どちらかというとホワイエのグループ会社である第3世界ショップ(http://www.p-alt.co.jp/)のほうに提案できるような、布モノや雑貨や食品類を探しに出ていました。

もちろんホワイエのお客様にも、ご興味のある方がいらっしゃれば仕入れ可能です。

CWB Indiaの活動の一端としてご紹介します(^^♪

まずは、電気も満足に供給されていない田舎で、持続可能なビジネスを営んでいる女性の協同組合。

コットンの糸を天然素材で染め、手織り機で布を織り、足踏みミシンで衣類を生産しています。

私は手織り機のカッタン、パッタン、という音がとても好きです。

一日中これを聴きながら寝たい

【動画】https://youtu.be/gM0qDIhEHtk

糸の染めに使っている材料は、インディゴ(青系)、アレカナッツ(茶系)、ザクロの皮(黄系)、アカネの根(ピンク系)、錆び鉄(黒・グレー系)、ユーカリの葉(緑系)。

色見本

廃材を安く引き取ってきたり、フルーツジュース屋さんでどうせ捨てる皮を安く譲ってもらったりして集めた素材を、それぞれに応じた方法で色素抽出し、染色に使います。染めにおいては温度管理が大変重要だそうなのですが、例えば常に40-50℃に保っていなければならないという藍染めには、牛や羊の糞の自然発酵による温熱が利用されていました。伝統の知恵ってすばらしい!

黒・グレー系の色は、錆びた鉄くずをジャガリー(ヤシ砂糖)に浸け、発酵させて作ります。先人はどうやってそんなことを思いついたのか。。。

アレカナッツやアカネの根、ザクロの皮はお湯を沸かして煮出します。お湯を沸かすのに使った木の炭は、自前の浄水施設で利用され、水のリサイクルに役立ちます。染めに使った水も、4段階の浄水層を経てすっかり透明に。

身の回りのありとあらゆるものを工夫して無駄なく使い回すことで、この組合(というより一つの村)はまさにサステナブル(持続可能)な仕組みで回っています。

布も無駄なく消費!服を作ったあとの端切れで作ったバッグを購入

さらに、ガーデンでは自家野菜の栽培が始められていました。多少の災害があっても、ここが地域のシェルターになれます。

こういった暮らし、思想まで含めて深いところで学べるパートナーをつくっていきたいなと思います。

商品をご希望される場合は以下アドレスまでお問い合わせください。

※件名に「インド・出張レポート1の商品について問い合わせ」と入力しお問い合わせください。foyer@flowerbasket.jp 

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